上司は部下に任せきる勇気を持とう!

ビジネスの現場では、たくさんのスキルを身につけている上司ほど、部下の仕事を奪ってしまう傾向があります。上司は自分でやったほうが早いと判断し、本来であれば部下がやるべき仕事を処理してしまうのです。このような上司の行動で残業時間は削減できるかもしれませんが、社員教育という観点で見ると懸念材料が残ります。社員教育においては、部下がやるべき仕事を完全に任せきってしまう上司の姿勢が求められるのです。ただし上司が部下に仕事を任せる際に、「必ずこのやり方でやりなさい」と強制するのは好ましいことではありません。仕事の進め方を細かく強制されると、部下のほうは「自分は上司からあまり信頼されていない」と感じることもあるからです。

細かい口出しには指示待ち社員を生み出すリスクが潜む

上司が丁寧な指示を出すことはもちろん大事ですが、部下が創意工夫をする意欲を減少させるほど干渉するのは社員教育とは呼べません。仕事を任せる際に強制をしなかったとしても、少し進捗するごとに「この部分は、このようにやりなさい」と言及するのも同様だといえます。この接し方でトラブルを未然に防ぐことはできるかもしれませんが、部下はモチベーションが低下し、指示待ち社員になってしまう危険性もあるのです。仕事を任せたからには、部下からの報告・連絡・相談があるまでじっと見守る忍耐力が上司に求められます。ちなみに作業スピードが早い上司ほど、耐えきれなくなって部下に口出しをしたり、代わりに処理をしてしまいがちなので注意しましょう。社員教育では干渉をし過ぎないことが、部下のやる気を引き出すことにつながるといえます。

社員教育は、自覚を持って日々の業務に取り組ませたり、仕事上の問題解決や資格取得のサポートをしたりするうえで大切です。